単管で自転車置き場を自作:その11 ついに完成!
こんにちは!
トモです!
単管パイプで自転車置き場をDIY、ついに完結編です。
前回、屋根の完成までをレポートしましたが、同時進行で側面のガルバ角波板を貼っておりました。
2×6材を垂木にして、その上に1×8材を下地材として打ち付けました。
その上にガルバを直に貼るという簡素な作りです ↓
6尺(1820mm)のガルバ角波板ですが、赤丸で囲んだ通り、上と中間の2か所止めなのでちょっと強度に不安があります。
見づらいけど外側から見た状態 ↓
お隣さんの塀に乗らせていただいての作業でしたが、狭小な作業スペースなので思うようにビスを打ち込めません・・・
かなりガタついておりますが、何とか貼り終えた状態 ↓
よく見るとビス位置が超テキトーでひどいもんですが、遠目に目を細めてみてください(笑)。
内側から見た状態です。
高さがあるので、強力なフックを取り付けて自転車を吊るしてみました ↓
わーいわーい!
これでほぼ完成に近づきました!
苦労して高く造作した甲斐があったなー
しかし、このガルバ角波板、全部で8枚くらいを重ね張りしましたが、正確に垂直に重なっていないので、裾のほうが暴れてグニャついています・・・
もし今後ガルバ角波を貼る機会があったら、垂直を出せる場所以外では使うまい、と心に誓う私。
そしてこの状態だと、冬になったとき外側から雪で押されるので、裾から折れてしまうのではないかという不安が押し寄せる。
そこで一計を案じて、こんなものを作りました ↓
これは余った合板を貼り合わせて、おおむね24mm厚にした、長さ4.5メートルにしたモノです。
これを、こんな感じで打ち込んで裾の補強にします ↓
見た目はちょっと・・・だけど、かなり強くなったことでしょう!
ここまでダラダラ長期で作業していると(本人はダラダラしているつもりは無いです)、どこまでやれば完成なのかが分からなくなってくる(泣笑)!
えい、もう、これで完成ということにしよう!
いやー、お腹いっぱいですね(笑)!
そうそう、ずっと心配していた全体の「ガタつき」ですが、前後の入り口の板を貼り、側面のガルバ角波板を貼った時点で、ビクともしない強靭な骨格となっておりました。
いつの間にかね(笑)。
かなり力を入れて揺らそうとしても、まったく動じない強い子になっておりましたよー!(*´▽`*)
【完成後のアレンジ】
単管で骨格を作ったので、追加の造作も簡単です。
使い勝手が良いように、棚を作りました ↓
ここに夏の間は除雪道具などのかさばるものを入れて、冬の間はガーデニング用品を入れることにしよう。
これはホントに便利。裏庭の物置がスッキリしました。
そして。
出入口をどうするか。
これは当初からの課題でした。
裏に灯油タンクがあるので、簡単に通り抜けできるのが前提条件です。
考えていたのが、
案1)シャッターを取り付ける
→ 高額&難しそう、で却下
案2)2~3枚の合板で、上下にスライドする板を付ける
→ これはかなり本気で検討しましたが、冬になったら雪がこびりつく&凍結して動かなくなるという可能性をDIYマスターのS氏に指摘されて却下
→ 大正解
案3)防風シートを貼る
→ うん、これなら簡易的にでも付けられそうだし、安上がりである!!
で、これです ↓
どうやって付けたかというと、ネットで安く買った大判の防風シートをハサミで切断し、両サイドを糸で縫って、何か所かにハトメをつけ、最上部はネジで固定。
最下部に向かって数か所に強力磁石をハトメにネジ止めし、出入り口の開閉が出来るようにしました。
・・・・・結構な、お手間がかかりました。
でも、おかげで雨風は入ってこないし、冬も凍らないのでイイ感じで使えています。
ひと冬越したら一部のハトメが壊れたりしましたが、まぁ仕方がないでしょう。
そのうち、きちんとしたドアを付けようと思います。
さしてその際は、この前面入り口の合板も、ちょっとオシャレに作り替えようと考えております。
そして冬支度はこんな感じでした ↓
自転車は全て、強力フックや単管クランプで上に吊り下げてしまいました。
左の壁沿いにスキー板や脚立などの長尺モノを収納しました。
倒れないように、クランプにゴムひもを引っ掛けて押え付けてあります。
取り出すときも簡単だし、これも単管のいい所ですね。
こんな感じです ↓
とあるマンションで、自転車を天井から縦にぶら下げているのをみました。
目からウロコでしたね。
後輪に単管クランプをはめて、天井からぶら下げればスッキリ収納できそう。
来年はそうしよう。
実際の冬の様子ですが、心配した側面からの雪の圧力は、対策をした甲斐もあり大丈夫でした ↓
でも想定外だったのが、後ろの入り口に予想以上に雪が溜まり、そればかりか溶けた雪が凍って、床がガチガチに固まったことでした ↓
この先に灯油タンクがあるので、冬の間も簡単に通り抜けられるようにしておく必要があるのです。
屋根の緩い傾斜が原因の一つかもしれませんが・・・
ま、しょうがないということで(笑)!
強度には自信を持っておりましたが、一応、冬の間は3回ほど屋根の雪下ろしを行いました。
それ以外は大した手間もなかったですし、雨・雪・風をしのげる収納場所が大幅に増えたので、私としては大満足の出来となりました。
最後に、かかった経費ですが・・・
道具を買いながら、本当に超初心者がイチから作ったこともあり、全部で約25万円ほどかかりました。
なにしろ、インパクトドライバーひとつ持っていませんでしたからね・・・
・・・お金?
コロナの給付金が無ければ作れませんでしたね、確かに。
良い経験をさせてもらいました。
最後まで長々とご覧くださり、ありがとうございました!