お父さんの絵日記

北海道で楽しむDIY・ガーデニング・アウトドアの日記です

単管で自転車置き場を自作:その5

こんにちは!

トモです!

 

単管パイプの骨組みが大体出来上がったところで、屋根の造作に入りました。

 

大体出来上がったと書きましたが、当時の私はこれでOKだと思っておりました。

これだから素人ってコワイですねー。

 

強度の問題が出てきたので後日修正するのですが、それはまた今度書きます。

 

とにかく、私としては早く屋根を付けて、雨に濡れない場所を確保したかったので、ここの作業は急ピッチで行いました。

 

で、まず考えた屋根の梁がこちら↓

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50センチ間隔に入れた単管パイプを直交クランプで固定し、そこに垂木クランプを付けて垂木を固定しました。

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後ろから見た図

が!

しかーし!!

 

ここで隣の家の息子さん(私と同い年くらいで近所に住んでいる)が現れて、心配そうに見上げているではないですか。

 

 

隣の息子さん: 「これ、屋根に何を張るの?」

 

私     : 「ポリカ波板ですね」

 

隣の息子さん: 「ポリカって、何ミリ厚の物か

        によるけど、ホームセンターに

        売っているような薄いやつだと

        雪で潰れちゃうことがあるよ」

 

私     : 「えっ、、、、マジっすか」

 

隣の息子さん: 「傾斜はつけているの?」

 

私     : 「はい、かなり緩い傾斜です

         けど・・・

        (長さ4.5メートルあるのに

         高低差がたったの30センチ)

         とにかく隣の庭(息子さんの

         母の家の庭)に雨雪が落ち

         ない構造で作っています

        (キリッ)」

 

隣の息子さん: 「雪が屋根から落ちなかったと

        して、一晩で1メートル積もる

        ことも珍しくないわけだから、

        1メートル四方で1トンくらいの

        荷重になることを想定したほう

        が良いよ。俺、土建屋だから、

        溶け始めて重くなった雪に耐え

        られなくて春先に倒壊するの、

        けっこう見てきてるからさ」

 

私     : 「(ガーーーン)・・・

         マジっすか・・・

         ど、どうしたらいいですかね・・・」

 

隣の息子さん: 「うーん、例えば、その屋根の

        パイプの間隔をもう少し狭くする

        とか・・・あとは厚手のポリカを

        探すか、2枚重ねにするとかかな

        ・・・。俺が作ったポリカの屋根

        があるから、ウチまで見に来るか

        い?」

 

私     : 「い、いいんですか?」

 

ということで、親切な隣の息子さんが作った事例も見学させていただき、屋根の構造は考え直すことにしました。

 

息子さんは偶然現れたのではなく、私の素人作業を隣で見ていて不安になったお母さんがちょっと見てくれるように頼んだのだと思います。

 

私にとってはこれは非常に良いタイミングで得られたアドバイスでした!

 

【私の当初のヤバイ案】

1. 屋根に単管パイプを50センチ間隔で取り付けて、その上に垂木を固定して梁にする

2. その上に、ポリカ波板をネジか何かで固定する

3. 終了

 

でしたが、以下のように考えなおしました。

 

【アドバイスを元にした見直し案】

1. 単管パイプの間隔を30センチ以内にして

  本数を増やし、その上に垂木を固定する。

2. その上に厚めの板を張る。結果として過剰

  だったかもしれないけど、3センチ厚の破

  風板を使用しました。

  採光を取らなければならないので、板と

  板の間に30センチほど間隔をあけて、そこ

  の補強として半垂木を入れる。

3. 採光に関係ない部分の板の上には、より

  強度の高いガルバリウムの波板を使用し、

  採光を取る部分には通常のポリカ波板を

  1枚張る(板の上に張るから2枚重ねは不

  要という判断)。

 

ということで、進めた作業がこちらです↓

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この上に、ガルバ波板とポリカ波板を貼るイメージがこちら↓

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こんな構造で進めることにしました。

 

前から見た状態↓

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横から見た状態↓

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ちょっと破風(屋根に垂直ついている板)も付けた状態です。垂木にネジ止めしているので丈夫だと思います。

本来、ここに「破風板」を付けるべきところ、屋根に張っているっていう(笑)。

で、「破風」には1×6材を屋根から2センチくらい引っ込むように取り付けました。

そうなるように、あらかじめ屋根の垂木の位置を調整しておいたということです。

 

何だか、形が見えてきてテンション上がってたのを思い出します(笑)!!

いろんな角度から何枚も何枚も写真撮ってました(笑)。

 

続く・・・

単管で自転車置き場を自作:その4

こんにちは!

トモです!

 

単管を組み上げるための地面の基礎も、ようやくこれで完了です↓

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全部で8か所掘って、コンクリブロックに単管を刺し、モルタルで固定するという作業でした。

 

雨が降ると、縦にさしている単管の穴に雨水がたまりそうだったので、屋根が出来るまでてっぺんにビニールをかぶせてあります。

 

私としては、ここまで作るのも一苦労でした。

 

そんな感慨にふける間もなく、、、、、、続きを組み上げます!

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横から見た屋根前方の骨組み部分

 

おう!

ちょっとそれっぽくなってきたんじゃない?!

 

続いて後ろの部分

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屋根の後ろの骨組み部分

何しろ屋根も長いので、ホームセンターで4メートルの単管を購入しても車に入り切りません。

 

そこで、指定した長さに切ってもらって、「ボンジョイント」という接続金具で単管同士をつなげることにしました。

はっきり言って強度は下がるのでおススメしませんが、縦に単管を組み合わせて強度を上げるから大丈夫という判断をしました。

 

正面から見るとこんな感じになりました。高さが出てきましたねー

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屋根を上から見た状態・・・・・

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あれっっ、、、、、、

前部分が・・・・平行じゃない(笑)!!

 

これは一番前の単管と、二番目の単管の基礎が平行じゃないからですねー!

 

これは、もう、修正不可能です!!(泣)

 

やっぱり基礎の位置決めは慎重にやるべきでした!

 

あきらめて作業を続けるしかありませんね・・・

 

縦に単管を接続して水平を取り、強度を上げていきます。

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実はこれ、強度で悩んで、何回も組み替えています。

強度の強い単管パイプといえども、パイプの間隔は1メートル以内にすると安心です。1.5メートル以上取ってしまうと、荷重によっては「たわみ」が発生します。

 

単管パイプの良い所は、クランプを外して何回でもやり直しできるところですね。

 

続く・・・

 

 

単管で自転車置き場を自作:その3

こんにちは!

トモです!

 

基礎をしっかり作るのが大事、と記事に書いている私ですが、作っていた当時はさほど深く考えもせず、行き当たりばったりで適当に位置を決めてザクザク地面を掘っておりました。

 

何がって、後から取り返しがつかないことダントツNO.1が基礎部分の不備なので、皆様はしっかり位置決めをして、平行と水平をきっちりとってくださいね!(笑)

 

で、山のそばに立地している庭ではお馴染み、地面を掘ると出てくる石、岩、ですが、中には掘り続けるのを断念するほどの巨岩に出くわすことがあります。

 

今回ご紹介するのは、我が家の庭から出土した巨岩の中でもトップ3に入る、

名付けて

 

「恐竜の卵」

 

です。

 

そいつが、、、、、、、

 

 

 

こちらです!!!!

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巨ガーン

 

・・・まぁ、なんというか、こうしてみるとそこまで巨岩に見えないような気がしますが、掘っている側からしてみると、ちょっと掘り上げるのをメゲてしまうレベルの大きさなのです。

 

この卵、深さ30センチのところに鎮座していたこともあり、持ち上げることが出来ないくらい重く、転がしながら庭の隅に移動していただいた次第です。

 

ただ珍しいことに丸い形なので、他の岩に干渉しているために周囲を大きく掘るという労力(実際こういうケースが多い)が無かったのは不幸中の幸い。

 

そしてやっと後方の基礎がこのようにできました!

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実はこれ、ちょっと基礎の深さが足りていないんです。40センチ未満というところか。

 

何だか疲れちゃったのと(← なんだそりゃ)、「30センチくらい掘ればいいんだよ」という、ある方からの、私にとっては甘美なアドバイスに傾いてしまった結果です(← 人のせいにしてる?)。

 

結果的には、今現在も倒壊などはしていないので大丈夫だった、ということになりますが、高さが3.3メートルもある造作だと知らずに頂いたアドバイスだったと後から知り、とてつもなく不安になりました。

 

やはり北海道では、基礎は60センチ以上掘るべきです。

 

凍結と解凍を繰り返していくうちに、もしかしたら数年後に地面が持ち上がって造作物が傾く可能性もあります。

 

しかし当時の無知な私は深く考えずにドンドン進めてしまいました。

 

そして中央から後ろ部分の基礎がこのように出来上がりました↓

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続く・・・・

 

 

単管で自転車置き場を自作:その2

こんにちは!

トモです!

 

先人たちのブログなどを調べて作り始めた

「単管パイプで組んだ自転車置き場」 ↓↓↓コレ↓↓↓

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ですが、今思えば、こうすれば良かったなーとか、あの時あのタイミングでアドバイスをもらえて良かったなーと思い返すところがたくさんあります。

 

かなりヘンテコな作り方をしているところも多数ありますが(よく言えばオリジナリティ)、絶対外しちゃいけない鉄則も今となっては分かってきたので、もしよろしければこれから作ろうとしている人の参考になればと思い、まとめを随所に挟んで製作の過程を紹介していきたいと思います。

 

私が作った環境と条件ですが、

 

◆ 札幌なので、冬は零下20度になることがある

◆ 雪が一晩で100センチ以上積もることもある

◆ 立地が山地なので、地面をちょっと掘るとすぐ岩に当たる(泣)

◆ できるだけ家の壁面に強度を頼らず作る

 

というものでした。

 

実は、北海道で建物を建てる時に注意しなければならないのが

 

「凍結」 と 「積雪に耐えられる強度」

 

なのです。

    まずは何といっても

 

          「基礎」

 

が重要なのですが、

 

地面を60センチ以上掘る

 

ことが最低ラインとなります。

これを怠ると、冬に地面が凍結したとき、凍った水分に基礎が押し上げられて、建築物がいびつに傾く恐れがあります。

そして何回か解凍と凍結を繰り返すうちにガタガタになって、最悪の場合、倒壊もあり得ます。

で、私の場合ですが、さっそく掘ってみると・・・

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50センチ掘ったところで家の基礎部分が出てきてしまいました!

 

しかも下水管も露出・・・これは慎重に掘らなければ・・・

 

で、この場合ですが、家の基礎の上に立つ分には全く問題はなく、却って頑丈なので深さ50センチでも一安心です。

しかも家に隣接しているので、凍結の心配も少なくなります。

 

掘ったところを水平にしてブロックを置こうと考えているので、ネットの記事を参考に端材を使って「転圧機(タンパー)」を自作しました。

               こんな感じです↓

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転圧機(タンパー)

 

地面をバンバン叩きつけて、水平器で平を確認し、ブロックを置いてみる。

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岩がゴロゴロ出るからね~

これを掘るだけでも結構しんどい(泣)

でも、地盤がいいから揺れには強いからね~、だからここに家を買ったんだよね~と自分に言い聞かせる。

 

続けてお隣さん側も掘って単管パイプを入れ、モルタルを流し込んでみる。

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 ここで、お向かいに住んでいる土建会社の社長さんが心配そうにアドバイスをくれました。

 

この状態だと、上に屋根を付けたとき、強風にあおられたらスポ~ンと単管ごと抜けてしまう可能性があるから、地面の下で単管パイプ同士を連結させたほうが良いということでした。

もちろん、深く掘ってからでないと、地面の凍結で盛り上がってしまうことに注意が必要です。

確かに、モルタルは鉄に対してあまり接着力が無いし、基礎が浅いのに屋根が大きければ風で飛ばされるという、考えただけでも恐ろしい可能性があります。

 

そして地面の下で連結させた単管クランプにビニールをかぶせればサビ付きを遅らせることが出来るということだったので、その通りにしておきました。

 

この日は4か所を掘ってモルタルで固め、パイプ同士を仮止めして終了しました。

 

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 続く・・・

単管パイプで自転車置き場を作ってみた

こんにちは!

トモです!

 

本格的なDIYを始めるきっかけとなった

「単管で骨格を作った自転車置き場」

をご紹介いたします。

 

出来上がりはこんな感じです!

 

〔前の入り口から見た状態〕

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〔後ろ側から見た状態〕

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この自転車置き場を作るにあたり、決めていた条件と注意事項は以下の通りです。

 

1. 自転車が縦列で3台以上停められるようにする

2. お隣さんに迷惑をかけてはならない!

3. 玄関横の窓を塞いでしまうので、採光をしっかり考慮する

 

1.については子供用の自転車で、という条件でありながら、結果として4.5メートルという長い造作物になりました。幅が1メートルしかないという狭小スペースに作ること自体に無理があったのかもしれません。

施工前の状態がこちらです↓

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2.については一番悩んだ部分です。

初心者の私がヘタなDIYで建物が倒壊して、お隣さんがキレイに手入れしている庭に被害を出すなんて、考えただけでもゾッとします(笑)!

 

屋根の高さも、最初考えていたよりかなり高い設計となりました。傾斜を付けましたが、一番高いところで地上高3.3メートルあります。

幅1メートルで高さ3.3メートル、奥行き4.5メートル。

へっ??って感じですよね!

 

【地上高3.3メートルになった理由】

その1

壁面の窓の下部が、地上から170センチくらいなので、人が通れる高さ2メートルくらいで作ると窓が開かなくなることが分かった Σ(゚д゚lll)ガーン

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その2

ここが北海道における重要事項ですが、お隣さんの敷地に積雪が落ちることが無いような向きに傾斜を付けました。

夏場でも、隣の家の屋根から自分の敷地に雨がジョボジョボと落ちるのは嫌だと思うんですが、「雪」となるとコトは更に重大です。ヘタすると、落雪の勢いで物損、人に当たれば大けがにもつながりかねません。

傾斜を付けるってことは、一番低いところが窓の上部よりも上でなければなりません。

 

その3

もうここまできたら、玄関ポーチ横にぽっかり空いている出入口?のような空間から雨や雪が入ってこないように屋根を付けたくなってきた ( ´艸`)

 

・・って考えていくと、3.3メートルになったのです!(笑)

 

で、色々調べた結果、強度的に頑丈な単管(鉄パイプ)で作ることを決意したのです。

 

これがエクセルで作った初期の設計図です↓

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そしてこれが側面から見た完成写真です(お隣さん側から見た様子)。かなりユル傾斜ですが、後方に向かって傾斜しています。

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屋根の様子です。屋根は左半分がガルバ波板で、右半分に採光のためにポリカを貼っています。

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さらに、家の屋根に上って撮影した全体図です↓

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3.については上の写真のとおり採光はばっちりです。ただ、屋根の部分にまでポリカを貼らなくても採光を取れたっぽいので、そこは無駄な労力だったかもしれません。

強度的には問題ないと思いますが、屋根全面にガルバを貼ったほうが強かったなーというのが実際のところ。

 

ほとんどDIY初心者の私にはハードルの高い内容でしたが、様々な方からのアドバイスのおかげで何とか完成することが出来ました。

 

が、なんと、着工から完成までに5か月近くもかかってしまった苦心の作なので、その過程を少しずつ報告していきたいと思います。

 

続く。

きっかけはたまたまコロナでした

こんにちは!トモです!

 

2020年から本格的に始めたDIYとアウトドア活動。

思えば北海道に住んでいながら、恵まれた自然環境を楽しむ機会が少なかったのです。

北海道で恵まれた自然環境を楽しむっていえば、こんな感じですよね! ↓

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ウドにタラの芽!

 

なぜ今まで見過ごしていたのか、自分でも不思議( ´艸`)

山菜の天ぷらのウマさにすっかりハマってしまいました!

 

そしてDIYを始めるきっかけとなった出来事ですが・・・

子供が5人いるので自転車も5台以上あるのですが、置き場に困っており、自転車が雨に濡れるたびに罪悪感に苛まれておりました。それが自転車置き場を自作しようと思ったきっかけですが、たまたまコロナ初年度と重なってしまいました。

 

2020年は巣ごもり需要なる経済用語もできるほど経済活動が家の中に向かった年でしたが、私はコロナだからといってDIYにいそしんだわけではありません!って否定する必要も特にないんですけどね。

 

これから徐々に、作ったものや楽しかったことを記事にしていきます!