単管で自転車置き場を自作:その2
こんにちは!
トモです!
先人たちのブログなどを調べて作り始めた
「単管パイプで組んだ自転車置き場」 ↓↓↓コレ↓↓↓
ですが、今思えば、こうすれば良かったなーとか、あの時あのタイミングでアドバイスをもらえて良かったなーと思い返すところがたくさんあります。
かなりヘンテコな作り方をしているところも多数ありますが(よく言えばオリジナリティ)、絶対外しちゃいけない鉄則も今となっては分かってきたので、もしよろしければこれから作ろうとしている人の参考になればと思い、まとめを随所に挟んで製作の過程を紹介していきたいと思います。
私が作った環境と条件ですが、
◆ 札幌なので、冬は零下20度になることがある
◆ 雪が一晩で100センチ以上積もることもある
◆ 立地が山地なので、地面をちょっと掘るとすぐ岩に当たる(泣)
◆ できるだけ家の壁面に強度を頼らず作る
というものでした。
実は、北海道で建物を建てる時に注意しなければならないのが
「凍結」 と 「積雪に耐えられる強度」
なのです。
まずは何といっても
「基礎」
が重要なのですが、
地面を60センチ以上掘る
ことが最低ラインとなります。
これを怠ると、冬に地面が凍結したとき、凍った水分に基礎が押し上げられて、建築物がいびつに傾く恐れがあります。
そして何回か解凍と凍結を繰り返すうちにガタガタになって、最悪の場合、倒壊もあり得ます。
で、私の場合ですが、さっそく掘ってみると・・・
50センチ掘ったところで家の基礎部分が出てきてしまいました!
しかも下水管も露出・・・これは慎重に掘らなければ・・・
で、この場合ですが、家の基礎の上に立つ分には全く問題はなく、却って頑丈なので深さ50センチでも一安心です。
しかも家に隣接しているので、凍結の心配も少なくなります。
掘ったところを水平にしてブロックを置こうと考えているので、ネットの記事を参考に端材を使って「転圧機(タンパー)」を自作しました。
こんな感じです↓
地面をバンバン叩きつけて、水平器で平を確認し、ブロックを置いてみる。
岩がゴロゴロ出るからね~
これを掘るだけでも結構しんどい(泣)
でも、地盤がいいから揺れには強いからね~、だからここに家を買ったんだよね~と自分に言い聞かせる。
続けてお隣さん側も掘って単管パイプを入れ、モルタルを流し込んでみる。
ここで、お向かいに住んでいる土建会社の社長さんが心配そうにアドバイスをくれました。
この状態だと、上に屋根を付けたとき、強風にあおられたらスポ~ンと単管ごと抜けてしまう可能性があるから、地面の下で単管パイプ同士を連結させたほうが良いということでした。
もちろん、深く掘ってからでないと、地面の凍結で盛り上がってしまうことに注意が必要です。
確かに、モルタルは鉄に対してあまり接着力が無いし、基礎が浅いのに屋根が大きければ風で飛ばされるという、考えただけでも恐ろしい可能性があります。
そして地面の下で連結させた単管クランプにビニールをかぶせればサビ付きを遅らせることが出来るということだったので、その通りにしておきました。
この日は4か所を掘ってモルタルで固め、パイプ同士を仮止めして終了しました。
続く・・・